◆コロナ議会あれこれ◆ わが府中町議会の9月定例会が22日閉会しました。田中は一般質問で、コロナ感染情報を県が町に情報共有させていない問題や、府中小校門など戦前の遺産が粗末にされている現状を指摘し、改善を求めました。

 コロナ感染情報の共有問題は町側答弁が今一つでしたが、1週間後の21日付中国新聞が1面トップで「自宅療養者名共有(わずか)7道県」と警鐘報道してくれた(共同独自ネタ)おかげで、ソレミタコトカ!に。意地悪な田中は、県出身の副町長に「県と町、攻守代わった交渉頑張れ」とプレッシャーをかけました。

 府中小校門=写真=は、昭和3年のアールデコ様式。建築学的にも貴重だと思いますが、対の2基のうち1基が隣の公民館工事で邪魔者扱いされ、撤去処分されてしまいました。気づいたのが徘徊ジジイの田中だけ。歴史遺産を大切にするよう訴えました。

 このほか2020年度決算は、コロナ交付金で膨らんだところに、公共施設の閉鎖や医療受診控えで出費が激減し、黒字3億円、貯金取り崩しゼロ。国の借金増と、住民の自粛生活といういびつな社会を反映した内容になりました。全国的に同じ傾向でしょうが、今後がちょっと心配といいつつ賛成討論しました。

 副議長の交代もありました。田中は「1年交代を本会議で議決する府中方式は、談合を議会内に持ち込む形になるので反対。それより意欲ある者が決意を述べる所信表明会を開け」と提案しましたが、昨年に続き賛成少数で否決でした。

 以上、当選1年となった9月定例会報告。

1人、アウトドアの画像のようです
コロナ議会(2021年9月23日)

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