◆早坂暁さんつながり◆ 作家・脚本家の故早坂暁さんの呼びかけで2002年に発足した「被爆者が描いた原爆の絵を街角に返す会」を、愛媛新聞が1ページ特集にまとめました。田中が事務局を務める会ですが、活動が停滞気味のところ、紙面で呼び起こされ、後押しいただいた形です。
早坂さんが松山市出身であり、絵碑の一つを設置したスーパー「フジグラン広島」の本社が松山市にあることから、ヒロシマ研修に来た愛媛新聞の梅林恭子記者に注目されました。写真にジジイを入れたのは失敗ですが、絵碑10基すべてを巡り、関係者をじっくり取材した労作です。記者は「記憶のリアルを伝えようとした早坂の執念」を感じ取ったようです。
全国ニュースから地方ネタに「格下げ」され風化が進むとされるヒロシマ報道ですが、接点によっては広がりが生まれるものです。感謝。
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愛媛新聞に(2021年9月)