◆活動家に学ぶ防災◆
銀行に勤めながら防災士資格を取り、災害ボランティアに行き、地域カフェ、難病団体、認知症サポーター養成にも携わる・・・さらには大学の通信制で福祉も研究中-という町内在住の活動家、久保尚史さん(50)を招き、新人町議有志で学習会を開きました。
テーマは「福祉と防災」。講師が自らのボランティア体験や被災地の取材を盛り込み書き上げた論文を基に解説。とくに障害者や高齢者の災害時避難について、日常から近所の人たちが備えに関わることの大切さを指摘されました。
町内会の世話役を務めることの多い町議にとって身につまされる話です。「町内会に加入しない住民が増えとるし・・・」「役場の縦割り窓口の問題も・・・」などのぼやきも交えながら、有意義な意見交換ができました。
防災といえば、先月には町内の砂防ダムや山林を分析し防災ミニコミを発信する三好一さん(74)が呼びかけた治山ダム説明会にも参加したばかり。こうした活動家の知恵をいただきながら、非常勤特別職公務員も頑張らねば、と反省です。(2021年4月18日)
防災学習会(2021年4月17日)