◆「情報公開」「高齢者移動支援」「下岡田遺跡」を一般質問◆ 

 開会された12月定例会で、田中は張り切って3本の一般質問を出しました。(14、15日)

 ①公約トップの「情報公開」については条例改正を提言し、町側も「全面改正」を答弁しました。条例は中四国初、1983年の早すぎる制定で内容が時代遅れになりました。改正では「町内外を問わず誰でも請求できる」「決裁前文書も公開対象」の2点を明確にします。

 ②高齢者が坂の上の団地で「移動難民」となっている問題では、福祉施策と交通施策を別々に考える縦割り行政の打破を訴えました。町長は「公共交通だから受益者負担の観点も」などと慎重なので、田中は「営業より福祉に重きを」と再度強調しました。

 ③近所にある律令時代の「下岡田遺跡」が安芸郡初の国史跡に内定したことについては、「町のシンボルに位置づけ」を求めました。田中の個人的思い入れを込め「歴史を考えることは未来に責任を持つこと」とローマ法王を引き合いに、えらそげに話しました。

 3本とも事前の質問取りで執行部と摺り合わせをしているため、丁々発止という訳ではありませんが、問題提起をし、前進を図ることができたと思います。傍聴席からも「他の議員は1本ずつなのに、3本も」「新人らしからぬずうずうしさ」と評価をいただきました。

 定例会は21日まで決算委員会で、22日閉会。町内ではコロナのため5小学校のうち1校が休校。年明けの出初式、成人式も中止、延期です。とんども中止が相次ぎますが、わが団地町内会は焼き肉会をやめて小規模実施の予定です。無病息災の神頼み。(2020年12月16日)

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初質問3題(2020年12月16日)

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