◆コロナ削減3カ月◆
府中町議会の議会運営委員会が12日あり、議員報酬について「コロナ対策の財源捻出のため」の月給10%カットは3カ月で終え、「人事院勧告分」は勧告通りボーナス0.05カ月カットを決めました。下旬の臨時会で正式決定します。
「コロナ対策分」は悩ましい問題です。議員自ら身を削るのは有権者へのパフォーマンスの面もあります。府中は9月改選の新人から財源としての意味などに疑問も出て、実質カット額(月給の30%)は、多くの他市町(45~60%相当)より低くなりました。
この日の議運では、会議の録音テープを議会報委員だけに聞かせて消去する決まりに田中が異を唱えました。議員公平の原則に反し、公文書の公開、管理の面でも問題ですが、「従前の申し合わせ」が踏襲され、田中のテープ聴取は拒まれました。
一方で、議会のインターネット中継は「なるべく急いで導入しよう」と先輩議員も積極姿勢を見せ、閉会中調査の課題になりました。ネット中継が導入されれば、テープ聴取の問題も意味がなくなり解消されます。半歩後退、一歩前進か。(2020年11月12日)
報酬カット(2020年11月12日)