初議会(2020年10月8日)

◆初議会さっそく提案否決◆

　改選後初の府中町議会臨時会は、正副議長選など人事議題を中心に9時半から午後５時前までみっちり。田中ら新人有志が提出した「正副議長選挙前に本会議を休憩し、所信表明会を開くよう求める議案」は、予想通り否決されました。　

　正確に言うと、現職から「議題としないよう求める動議」が出され、対抗した田中が「議題とするよう求める動議」を出し、多数決で議題にならなかったものです。ただ、この後の正副議長の任期申し合わせに関して出した動議などと合わせて田中はあれこれ発言し、談合批判もできました。

　論戦に参入した少数派ベテランから「密室政治ふざけるな」と感情的な発言も飛び出し、緊迫の審議で問題提起はできたと思います。　議長選は、益田11、梶川１、田中１、白票５。この白票が新人らの抗議の意思表明といえるでしょう。（田中に投票したのは田中ではありません）。

　田中案に反対した先輩議員からは「改革したいのは分かる。議会運営委員会に諮り、２年後の実施をめざせ」とあらためての忠告も複数。そうした配慮からか、田中は議運メンバーに選ばれたので、今後取り組むつもりです。

　その議運の初会合でも、議員報酬削減をめぐる議題で事務局資料の不備を指摘し、拙速審議にブレーキをかけることができました。ほかの委員会、本会議でも質問を連発したため、初議会ですっかり「うるさい新人」の本領を発揮できたと思います。常任委は建設委員会に所属します。（2020年10月8日）